カテゴリ:不動産売却動画 / 投稿日付:2022/11/22 13:10
相続放棄
相続放棄ってなんですか?
相続が生じた場合、必ず遺産は受け取らないといけないんでしょうか?
いえ、必ずしも受け取る必要はありません。
もしも相続が、プラスの財産よりもマイナスの財産が多い場合、相続放棄と限定承認という方法があります。
この2つの違いとは何ですか?
相続放棄とは文字通り、一切の相続を放棄することです。
放棄すると相続人ではなかったことになり、その子や孫も代襲相続することができなくなります。
これは、マイナスの財産しかないことがハッキリしている場合に有効です。
一方、限定承認とは、プラスの財産がマイナスの財産を上回ることが前提で、マイナスの財産を引き継ぐことです。
場合によっては、マイナスの財産がプラスの財産を上回った場合、超過分を支払う必要がないので、負債がどの位あるか分からないときに有効です。
では、相続財産が分からないときは、限定相続をした方が良さそうですね。
そうなのですが、限定承認は相続人全員が合意し、共同で行う必要がありますので注意が必要です。
相続放棄と限定承認のやり方や期限はありますか?
相続があることを知ってから3か月以内に家庭裁判所で手続きをしなければなりません。
期限を過ぎてしまうと、相当の理由がある特殊な場合以外は、無条件で相続することになります。
その他に何か気を付けることはありますか?
相続放棄も限定承認も相続開始の被相続人が死亡した日から3か月以内に行ってください。
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